200X年X月XX日
AM10時、わがチンポに装着された自動目覚し機能付きマーサージ・マシーンにて、
快適に起床。
新聞をみるためにセット・トップ・ボックスの電源を入れ、ICカードをプッシュする。
今や、一家に一台の家電となったセット・トップ・ボックス(3万円台の価格)は、
TVの画面を見て、シールの絵を押すだけの操作で、インターネットからEメール、
電話、TV電話、ホーム・バンキング、買い物と何でも出来る便利な簡易パソコン
である。
操作が簡単なのと、遠隔地でも市内料金ですむ通信料の安さがうけて、
パソコン嫌いだった主婦や中高年・老人までもがインターネットを気楽に楽しむよう
になった。また、解読するのに4億年もかかるというセキュリティをそなえた
ICカードの誕生によって安心して買い物などが出来るようになった事も
大きな要因となった。
このようにして世紀末に起きた電脳革命のビッグ・ウェイブが世界経済の流れを
も大きく変えていった。
ここ日本でも、電脳マーケットの活況で、仲介業者問屋の倒産が相次いだ。
また外国為替の自由化や電子マネーの流れに乗り遅れたこともあって、
多くの銀行や信用組合が消滅、吸収され、残ったのは現行の大手3銀行だけに
なってしまった。これとともに中小企業の倒産や小店舗の廃業なども増加し、
街に失業者が溢れた。
一時は「日本沈没か?」との噂も飛交ったが、幸いにも電脳関係の大躍進が
株価を引き上げ、景気も好転した。それにともない雇用の窓口も広がり、
現在まで、さほどの混乱も起きてはいない。とは言っても、今やサラリーマンの
転職は当たり前となり、終身雇用など遠い昔の話となり、実力なければ
明日は首となる、まさに「サラリーマン戦国時代」に突入したと言えよう。

( 挿し絵 伊万里すみ子 )
セット・トップ・ボックスから「週1回のTV会議が始まります」のメッセージが流れてきた。
リモコン・シートからTV電話を押す。
「お気に入り登録電話帳」から私の会社である「スケベ・グッツ・カンパニー」を選び、
スケベ・アイコンをタッチする。
3分割の画面が現れ、社長、技術部長、営業部長の若ハゲ3羽ガラスが登場してきた。
3人とも30代の前半だというのに見事にハゲかかっている。
「ハゲにはスケベが多い」を実証していると思えるが、3人とも「スケベな仕事がもたら
す職業病」と言い張っているのでまあ仕方がない。
本日の議題は私のヒット作である「ハイパー・フェラチオ・マシーン」の
バージョン・アップ版についてである。
ユーザーからのご意見をたたき台にして各人が改善案を述べていった。
ここにその部分を紹介したいのだが、なにせ私を含めた4人全員が裸で、
「セット・トップ・ボックス機能付きの3D・バーチャル・メガネ」をかけて、股間にセット
された「ハイパー・フェラチオ・マシーン」を使いながら説明する姿は、とてもヒワイ
すぎるため、申し訳ありませんが割愛させていただきます。
そのかわりに、ここにありますユーザーからのEメールを一つ紹介します。
(スケベ・グッツ・カンパニー様へ)
いつも楽しみに「ハイパワー・フェラチオ・マシーン]
(以下HFMとします)を使っています。おかげでファション・マッサージなどに使っていた
お金が貯金できるようになり家計が大助かりです。
貴社のキャチフレーズでもある 「今や、オン・デマンドの時代!
好きな時に、好きなひとと、好きなだけ!」は、正にぴったりのフレーズです。HFMは
私の永遠の恋人です。もう離れられません。HFM以外の女は考えられません。当然、
アソコが枯れるまでの付き合いになるでしょうから、結婚などという面倒な形式に囚わ
れることなく気楽に独身を謳歌するつもりです。
さて、この度、私のホーム・ページでHFMのファンクラブの会員を募ったところ1ヶ月
で3万人もの応募がありました。私のまわりにもHFMの熱狂的ファンが多いので、
かなりの隠れファンがいると思いましたが、こんなにもいるとは思いませんでした。
あらためてHFBの人気のすごさに驚いています。なかには「HFMのおかげで
悩んでいた離婚にもけりをつけられた」とか、「単身赴任が楽しくなった」とか言う人
もいて、とても楽しい会になりそうな気がします。
HFMバーチャル発会式には、Eメール投票による「バーチャル・セクシー・ガールの
ベストテン」を発表しますので、結果を楽しみにしていて下さい。
では、今日はこのへんで失礼します。
<P・S>
以前から頼まれてました私のHFM日記の件ですが、HFM2号制作の参考になれば
と思い、恥ずかしながら添えておきました。
200X年X月X日
バーチャル・セクシー・ガールの100人切りを目指してはいるが、どうしてもナオミと
イザベラの回数が多くなってしまう。
みんなはどうなんだろう。
素っ裸でベッドに横になり「セット・トップ・ボックス機能付きの3D・バーチャル・メガネ」
をかけ、ICカードをプッシュする。
シールでホーム・ページ・アイコンをタッチし、スケベ・グッツ・カンパニーをタッチする。
バーチャル・セクシー・ガール100人の中から69番目のミキを選び、HFMを股間に
装着する。
入浴中のミキがあらわれた。黒人と日本人とのハーフであろうか、そそるような悩ま
しき艶やかな唇と、水を弾くような褐色な肌が魅力的である。
バックから微かにセクシー・ミュジックが流れてきた。
「アーン」という声とともにミキの上半身が後ろにそった。
左手が乳房を激しく揉みしごいている。指の間から褐色に紅を滴らしたような色をした
乳首が見えた。乳首がブルンと揺れた後、ピクンと立った。
カメラが水中に潜った。脚の先からゆっくりと舐め上がってゆく。股間で蠢く左手をとら
えた。
カメラがズームしていきピンクの割れ目に近づいた。
襞の間の泉から白いものが湧き出ている。
昇天する前の切ない喘ぎ声が聞こえてきた。
カメラが女の指先をとらえた。親指と中指の間から小指の先程の真っ赤なクリトリスが
見えた。根元を掴んだ指が烈しくスライド運動を繰り返している。
「ウウッツ」という声とともにカメラが女の唇をとらえた。開いた唇の間から透明な
唾液が流れ落ちている。

(挿し絵 伊万里すみ子)
ミキが私の方に向かって歩いてきた。
「今度はあなたの番よ、ミキのお口でゆっくりとイカセテアゲル。さあ、早くHFMの
スイッチをいれて」
すでにギンギンギラギラと化している我がイチモツを吸いながら奥まで呑み込んだ。
熱い液体が流れでてきた。
(HFMを買ったばかりの頃は、もうこのへんで発射していましたが、最近は慣れた
せいか少しだけ我慢ができるようになりましたが、3Dの最後までは、まだ一度も
モッタ事がありません。)
舌が亀頭の先を舐めたり、叩いたりしてきます。
ごめんなさい、もう我慢出来ません。もう、限界です。
では・・・・・・・・。
< END >
|