クラシックファンならこの題名でバッハの「G線上のアリア」を思い浮かべたでしょう。
わたしは特にクラシックファンではありませんが、
クラシックでも何曲かはロックと同じくらい好きな曲はあります。
なかでもこの「G線上のアリア」は、わたしのなかの想い出の曲です。
それは中学1年の春休み、友人の家に泊まった時のことです。
夜中にふっと目を覚ますと隣に寝ていたはずの友人がいません。
しばらくすると、襖がそっと開き、粋な芸者姿のおんなのひとが入ってきました。
友人の家は芸者置屋なので何人かの芸者さんが寝泊りしていますが、初めて見る
ひとです。
今まで見たこともないほど艶っぽいおとなのおんなのひとです。
あまりの美しさに、わたしはまともに顔を見られず下を向いてしまいました。
衣ずれの音がしています。
あたりに悩ましい化粧の匂いが漂ってきました。
あのひとが着物をぬいでいるようです。
ふっと目を上げた時、赤い長襦袢が幽かに揺れて、
きらっと光りました。
すでにわたしのチンポは、生まれて初めてと言って良いほどの硬さで
『どくん どくん』と激しく脈を打っています。
(というのも、体も小さくオクテてだったわたしは、生まれてからチンポを固くする
ことは何度かあったものの、みずからのチンポをしごくことはなかったのです。
頭でSEXはわかっていても射精の経験もない完全幼稚な子供だったのです。)
何も纏わないあのひとが近づいてきました。
わたしは、おもわず「 あのー 」と言うと、
あのひとは、「 しー 」と、人差し指を 濡れ光っている紅い唇に
もっていき、小さな声で 「な・い・しょ」 と言い、そっとわたしの布団に入って
きました。
「あなたは、何もしないでいいからね、じっとしてればいいのよ」
あのひとは、やさしくわたしの下着を脱がして行きます。
甘い吐息を吐きながら、あのひとの唇が重なってきました。
あまりの気持ちよさに何やらチンポの先から漏れてしまいました。
見ると透明なものがチンポの先端から流れ出ています。
目の前の形のよい乳房に目が眩みそうです。
触りたいのですが、経験のないわたしに触る度胸などありません。
まだ挿入してないと言うのに
『どくん どくん』の感覚が短くなってきました。
温かくやわらかな手がチンポにそえられました。
あのひとの腰がスローモーションのような美しい蠢きをしながら、
ゆっくりと下りてきました。
秘密の個所にわたしのチンポをおさめて行きます。
熱いくるおしい感覚がチンポを包んで行きます。
「なんて素晴らしい感覚なんだ」と、思った瞬間、
『どくん どくん』が激しい電流となって、
頭の先から爪先まではしりました。
止めどなき勢いで<生まれて初めての射精>が始まりました。
その瞬間、目の前が真っ暗になりました。
目が覚めました。
夢だったのです。
『どくん どくん』がまだ続いています。
ようやく射精が終わりました。
この世にこんな素晴らしい快楽世界があることに、うっとりとしてしまいました。
おとなの世界を少し垣間見た気さえなってきました。
(ちょっぴり、おとなってズルイとも思いました)
さっきの夢をもう一度おいかけてみました。
胸のざわめきが止みそうにもありません。
どうやら昨夜の夢のあのひとに恋をしたようです。
(ですが、あの夜以来、夢の中にはあの夢精の悩ましきおんなはあらわれていません)
布団の海ですっかり溺れかけていた時に、
階下のラジオから「G線上のアリア」が流れてきました。
夢のあのひとのシルエットに切ないメロディが絡みつき、まだ幼なきチンポをやさしく
舐めまわして行きます。
再び、あの『どくん どくん』の感覚が襲ってきました。
そして、また激しく・・・・・・・・・・・・・・・・・。

( 挿絵 伊万里 すみ子 )
あの夢精以来すっかり性に目覚めたわたしは、射精のとりこに
なり、センズリ漬の毎日に突入してしまいます。
センズリはセンズリで気持ちが良いのですが、アノ妖しい美女との狂おしいまでの
『どくん どくん』の夢精の感覚には程遠いのです。
どうしても夢精の感覚が忘れられず、もう一度の願いから センズリ禁止の日々が
始まるのですが、我慢することが大変なのです。
10代の頃は、10日間も我慢すれば夢精するのですが、この10日間を辛抱するのが
むずかしいのです。
そこで何とか10日間も我慢せずに、夢精させる方法はないものかと色々と試すのですが、
すべてうまくいきません。
そのうち、この試みもあきらめてしまいました。
幸運は夢精などすっかり忘れかけていた、20代も後半の頃にやってきました。
アノ素晴らしき夢精の快感があざやかによみがえってきました。
でも・・・変です。だって昨夜もきっちり発射したのに、溜まっているはずがないのに
夢精するなんて変です。
わたしは、もしかして異常性欲体質者か?
いやいや、チンポ付近に何か原因があるに違いないと思い、
わがチンポをティッシュで丁寧にふきふき観察してみると、
なんとチンポの先にわが陰毛が2本ぴったりと貼りついているではないですか。
なんで付いたのかはわかりませんが、寝ている間に2本の陰毛がチンポを微妙に
刺激して夢精に導いたのでしょう。
喜びいさんだわたしは、さっそく実験にかかりました。
チンポの先の陰毛はそのままにして、あの初めての夢精のあのひとを想いだしな
がら夢の世界に入っていきました。
結果は見事にセイコウです。
そこでわたしは、この発見に名前を付けてみました。
あの朝の想い出の曲である「G線上のアリア」と「陰毛」の毛とKを
からませて『K線上のアリア』と名付けてみました。
自分のなかでは「密かなノーベル賞」ですが、
こんな密かな楽しみはあまりひとには教えたくありません。
そんな訳で今回お話するのが、初めてです。
これが今回の2000年プレゼントです。
男性諸君、是非試してください。
(予め断っておきますが、百発百中とは、いきませんが、3回に2回は成功します。
但し、年齢とか体調、陰毛の大きさ、チンポと陰毛のフィット感
によっても若干の違いがありますので、色々なバリエーションで
お試し下さい。)
では、今年もあなたにとって良い年になりますように。
合掌。
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