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ある雨の日 父と息子の会話  (2006年9月16日 記)




 この日も朝から雨でした。
私の前を傘をさした父と息子が手をつないで歩いてました。
おとうさんは30ちょっとすぎたくらい、息子は5歳くらいでしょうか。
見てるだけで、こころが暖かくなる素敵な親子ってあるでしょう。

おとうさんが、とってもやさしい声で息子をみて言いました。

「毎日、雨でやだね」

そしたら、息子がとてもかわいい声で、しかもはっきりとした元気のいい
口調でいいました。

「とうちゃん、ちがうよ。雨がふると野菜がよろこぶんだよ」

すかさずとうちゃんが言いました。
さっきより、もっとやさしい愛情の声で息子に言いました。

 「そうか、いいこと教えてくれたね。ありがとう。」



私は、立ち止まり、すこし距離をおきました。

もう胸がいっぱいで歩けなかったのです。