ユキオさん、突然のEメールでごめんなさい。
見知らぬ女からのEメールで驚いたでしょう。わたしの顔はわからなくても、
「今朝の電車でのワルイ女」といえば、もうおわかりでしょう。
メールなど出しては、いけないと知ってはいても、今日のコトを思い出すと、
どうしても理性を押さえられなくて「送信」ボタンをクリックしてしまいました。
どうして名前やEメールアドレスまでわかったか不思議でしょうが、狂ったH女が
執念で調べたのですから、聞かないで下さい。だって、もう2ヶ月以上もあなたを
追いかけているのですから。どうか、気持ち悪いでしょうけれども許して下さい。
今日のコトは本当にごめんなさい。いつもは遠くから眺めて我慢していたのですが、
今日は気が付くと知らぬ間にあなたの後ろに立っていました。
あなたに触れたい、あなたの馨りが嗅ぎたい、という気持ちが無意識のうちにあなたに
近づかせたのだと思います。あの時のわたしはまさに自己喪失状態だったかもしれませ
ん。
快速が四谷を過ぎた頃には、わたしの中に少し冷静さが戻ってきていました。
もっと落着かなくては、と思った時、電車が大きく揺れ、わたしの乳房があなたの背中
にあたりました。
それから何度も揺れて、揺れる度にあたって、いつのまにか乳首がビンビンに立って
しまっていました。おまけに、逆揺れであなたのカタイおしりが、わたしのオマタの中心に
あたりました。うれしさと気持ち良さで頭の芯がポーとなり、子宮の底がジーンと燃えて
きました。
乳首の先とオマタを通してあなたの温もりが伝わってきます。微かに、あなたの押し殺
したような切ない吐息が聞こえてきた時、わたしの中の理性の糸がプツンと切れてしま
いました。
気が付くとわたしのワルイ手は、あなたの学生服のズボンのファスナーを降ろし、ブリーフ
の上から堅くいきり立ったアナタ自身を握っていました。
手の中でアナタは烈しく脈うっています。
あなたの背中がブルッと震えました。アナタ自身を口で咥えたい、と想いながら根元に
向かって激しくこすりました。
でもやっぱり下の口で味わってみたい、と想いつつ、2・3度軽くこすった時、あなたの
モノが一瞬、ビクンと震え、射精が始まりました。
ドクドクという振動が手を伝わって、わたしの中に流れてゆきます。
いま、わたしの手の中では、まだ射精が続いています。
熱いものがブリーフの下からにじみ出てきました。うれしさと同時にわたしの中からも熱く
沸騰した樹液が溢れ出てきました。

(挿し絵 伊万里すみ子)
「お茶の水」の声とともに、わたしは急いでファスナーを上げ手を離しました。あなたの
赤く染まった首が遠ざかっていきました
太股の上を幾つもの川が流れ落ちています。
満員電車の中のすべての眼が、わたしの下半身に注がれているような気がして、
急にはずかしくなり、次の駅で降りて、トイレに駆け込みました。
すっかり濡れてしまったパンティを脱いで、ヌレヌレになったアソコをふいたのですが、
ふいてもふいても、止まるどころか、ますます湧きだしてきます。
こうなると鎮める方法は一つしか考えられません。
わたしの左手2本がクリトリスの上で、右手3本がアソコの中で動いています。
もちろん、わたしの頭の中では、裸になったユキオさんの手が勃起したピンクの
クリトリスをいたぶり、わたしの中では大きくなったユキオさんのアレが激しくピストン
運動をしているのです。
どの位たったのでしょう、気が付くと始業時間が過ぎていました。結局、嘘の電話を
いれて今日は会社を休みました。
あーあ、馬鹿な話ばかり書いて本当にごめんなさい。
あなたを思うと、わたしは淫らになってしまうのです。かっこつけても仕方ありません、
すべてが事実なのですから。淫乱な女だと軽蔑して下さい。
そんな女なのです。まだ中学生のあなたに、随分と年上のわたしが、こんなハシタ
ナイ事を書くなんて自分ながら情けなくなってきます。自分で自分がイヤになってし
まいます。
もう、だらだら書くのは止めて、はっきりと用件を言います。
「一回だけでいいですから、わたしを抱いて下さい。」
3ヶ月程前に電車の中で会って以来、あなたを忘れられなくなってしまいました。
色恋に年齢は関係ないとは言いますが、十才ちかくも年が離れているあなたに
恋をしてしまったのです。
まだあなたは中学3年生。そして大切な受験生。
こんな馬鹿な女と付き合ってる暇などない時期でしょう。そんな事は充分わかって
いてのお願いです。
一度だけ、一夜だけ、一緒に過ごしてください。
今週の土曜日の何時でも結構です。
下に書いてあります地図を見て来て下さい。井の頭公園近くの一軒家です。
古い洋館だから、すぐわかると思います。一人暮らしですから誰かに見られる心配
はありません。
でも、あなたはわたしの顔を知らないのですから不安でしょう。
たとえ一夜にしても嫌な顔の女とは、と思っているでしょう。
でしたらこんな案はどうでしょう。明日、電車の中で、あなたの後ろから、そっと手を
握りますから、そしたら何気なくわたしを見て下さい。
そして、いやなら手を振りほどいて無視して下さい。でも、もしOKなら強く握りかえし
て下さい。
明日の良い結果を期待しています。
本当に長々とすいませんでした。
では、さようなら。
(ミユキより)
(作者独白)
えっ、「この続きがどうなってるか」ですって、
「はい、私も知りません。だってまだ、今日が終わってないのですから、
結果は明日のオ・タ・ノ・シ・ミ」
(おしまい)
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